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働きやすい職場環境を作る取組み

介護職に付きまとうイメージは「離職率が高い」ではないでしょうか。実際の離職率はそれほど高くないのですが、働いてもすぐに辞めてしまうスタッフがいることは事実です。しかし、離職率が高かった施設が改善策を考え、そして実行したことによって、職員が長く働ける職場環境を作ることに成功した事例もあります。働きやすい職場環境を作っていくことで離職を防ぐことができるのです。

 

夜勤担当・日勤担当を分ける

夜勤と日勤を繰り返すと生活のリズムが崩れ、それが原因で体調を崩してしまうスタッフも少なくありません。そのことから、夜勤担当スタッフと日勤担当スタッフを分けた施設がありました。その結果、スタッフの健康が維持され、ぐっと働きやすくなったそうです。
夜勤は大変というイメージがありますが、夜勤専門にすることで、短い時間でも高い収入が得られるので、夜勤の方が良いという方もいるのです。
生活のリズムを崩さないように働くことは、健康を維持する上でとても大切なことですね。

 

通信機・インカムの導入

スタッフ同士どこにいても、すぐに連絡が取りあえるように通信機を導入した施設がありました。このことにより、精神的な負担が軽減され、安心して業務に取り組むことができるようになったそうです。
一人で業務を遂行することも多いとは思いますが、一人では解決できないイレギュラーな事象が発生することもあります。そんなときにインカムで助けを求めると、すぐに他のスタッフが駆けつけてくれるようです。
精神的な負担の軽減は、心に余裕ができ、より質の高い介護に繋がるでしょう。

 

キャリアアップ制度で昇給を目指す

「大変な仕事なのにこんなに給料が安いなんて…」そう思って辞めていくスタッフもいますよね。その対策として、キャリアアップすることで昇給していける制度を作った施設があります。この制度は離職率の低下だけでなく、スタッフ一人一人のモチベーションアップにも繋がったそうです。
施設独自のランクがあり、ひとつランクアップすると、昇給できるというシステムです。
ランクアップするには試験に合格する必要がありますが、自分の頑張りが認められたようで、仕事を楽しく感じることができそうですよね。

 

施設の雰囲気が良くなっていった

働きやすい職場環境を作ることができれば、長く働くスタッフが増えていきます。そうなっていくことで、質の高い介護が提供できるようになります。ご利用者様にとっても居心地の良い施設となり、良い循環が生れていきます。
こうした改善策を行った施設では、ご利用者様が入院したときに「早く施設に帰りたい」という嬉しい声が聞けたそうです。このような嬉しい声は介護職員冥利に尽きるのではないでしょうか。

 

改善策を提案していこう

こうした改善策により、離職率を下げることに成功した施設はいくつもあります。「今働いている施設にもあったらいいな」と考えているのであれば、是非施設側に提案してみましょう。
現状を変えるには誰かが動かなければなりません。もっと働きやすい職場環境を得たいのであれば、現状を変えていく努力をしていきましょう。