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入居者と介護職員の信頼関係

介護職は入居者の方との信頼関係が大切です。信頼関係があるからこそ全てを任せてもらえます。しかし、どんな人間関係においても信頼関係を築くことは容易なことではありません。他人同士でも心から信頼関係を築いていくにはどうすれば良いのか考えてみましょう。

 

■入居者の方は不安を抱えている

入居者の方は、介護施設に入ることに不安を感じています。今までは自宅で過ごしてきた訳ですから、何もかも環境が変わってしまうことにストレスを感じることでしょう。

そんな入居者の方の気持ちを和らげるように努めることが大切です。身体的な介助だけではなく、介助するときに話しかけたりしてコミュニケーションをとりましょう。話しかけることで入居者の方の不安は大きく和らぎます。

もし自分が同じ立場だったらどう感じるのか、一旦冷静になって考えてみることも大切です。

 

■職場環境の見直し

入居者の方とコミュニケーションをとりたくても、忙しくてゆっくり話をしている時間がないというのが現状かもしれません。介護職は人手不足が問題になっています。少ない職員で介護をしているとどうしても時間に追われてしまいますよね。

職場環境の改善を考えることも大切です。自分自身に余裕がないと、他人に対して考える余裕がなくなってしまいます。この状況は悪循環を産み出してしまうでしょう。

信頼関係を築くためには、職場環境全体の見直しもとても大切なのです。

 

■介護職員のメンタルケア

介護職員は日々入居者の方の介助に追われています。ときには入居者の方から暴言を浴びせられることもあるでしょう。介護職員の心のケアも必要不可欠です。

ストレスを溜めやすい人は、自分に自信がない人に多い傾向があります。自信を付けるために介護の勉強に励むことも良いことです。

また、介護職のためのメンタルヘルスケアの研修もあり、自分自身でメンタルケアが難しいと感じた場合は積極的に参加することをおすすめします。

 

■基本的なことを振り返ってみる

まずは人間関係において基本的なことを振り返ってみましょう。例えば、あいさつを毎日欠かさずするだけでも、人としての印象が大きく違います。毎日気持ち良くあいさつをすれば、好印象を持たれ信頼関係も築きやすくなります。

また、相手の話をきちんと聞くことができているかという点も重要です。入居者の方が何を望んでいるのか、どんなことが不安なのかを明確に把握することで、適格な対応ができるようになります。

 

■信頼関係の構築で大切なこと

責任感が強い人ほど自分を追い込んでしまう傾向があります。特に介護職に携わっている方々は責任感が強い人が多いです。人間は誰一人として完璧な人はいないということを頭の隅に置いておきましょう。

感情的になることは良くないことですが、自分の気持ちに正直になることも大切です。無感情な職員の方とは信頼関係を築きにくいでしょう。

完璧ではない自分も認めることができれば、そんな人間らしい部分に入居者の方も心を和ませることができます。入居者対介護職員ではなく、人間対人間の関係が信頼関係を築くのに大切な役割を果たすのです。